推してた俳優が引退する

TLを埋めるのが申し訳なくなってきたので、ここで全部吐き出してしまおうというだけのブログです、もはやブログですらないだろうけど、以前使わせていただいたはてブロさんを久々に利用させていただきます。

 

 

 

数年前まで推していた俳優の宮城紘大さんが引退すると発表があったのは確か夏くらいだった。確か、通っているジムで筋トレの休憩中にスマホを見たら引退を発表するツイートが発信されていた。(今もなんだけど、宮城くんのツイートは通知が来るように設定している)

 

見た瞬間の何とも言えない衝撃は未だに覚えている。本当に本当に好きだった俳優さんが引退するっているのは初体験だったからそれも相まって余計に衝撃を受けたと思う。

 

いや違う。こんな備忘録を書きたいわけじゃない。(でもせっかく書いたからここまでのは残す)

 

 

私は、宮城くんのことが本当に好きでした。昨日あたりに普通に言っていたけど「ガチ恋」として好きでした。気づくのが推している時期真っただ中じゃなくて本当に良かった。

最近の事はわからないけれど、昔は「宮城紘大」としてお話している時はふにゃふにゃした喋り方というか活舌が少し悪い(そこがまた好きだった)のに一度役に入るとハッキリとした口調になる所とか、少し天然なところとか、俳優仲間から愛されているというかいじられているところとか、全部。本当に全部好きだった。

 

俳優だから当たり前と言えば当たり前なんだけど

一つ一つの役に真摯に取り組んでいるところが大好きだった。

 

観月はじめ、ルカ王子、スーク、独歩、日和、斎藤一、六郎・七郎、二号、乾、広島、花村陽介、アリクイやミニチュア(この二つだけ名前がパッと出てこない)、フェンリル、極上文学シリーズ

勿論他にも沢山の舞台に出ていたしこの中にも観に行けていない物が幾つかあったりするんだけど色々な舞台で色々な役を演じて、そのたびにまた違った景色を見て、見してくれて、とても楽しかった。

 

例えば、本当は宮城くんのTRPGが見たいなって思ったり、カタシロリビルドにいつか出演してくれないかなって思ってたりもした。カタシロに関してはこれからもずっと思い続けると思う。このブログ以降は発信しないようにするだろうけど思うだけはタダだし。

 

 

こうして書きだしてみれば、思った以上に書くことが少なくて、というより単純に個人的な後悔やしたかった事ばかっり書いてしまっていることに気づいた。

 

もしも、イベントがどこか一部だけでもあたったら、今更だけど笑顔でお別れしたいなぁ。

FGOに心を救われた話をするとしよう(その2/後編)

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前回に引き続き読んで下さりありがとうございます!与太話から始まるんですがはてブロさんに上げると稚拙な文章でもやっぱりブログっぽく見えたので「ブログが出来てる・・・!!」と1人でテンションが上がってました。


たまに誰かのはてブロを見たりしていた時リンクっぽくなる単語があるじゃないですか、例えばFGOとか。あれどうやってるのか分からなくて放ったらかしにしてたら勝手に付けてくれるんですね・・・ありがたい。


さて、繰り返しになりますがFGOの第1部並びに舞台のネタバレも多々含まれますのでお気をつけ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

冠位時間神殿ソロモンから無事に帰還した藤丸立香とマシュ。ダ・ヴィンチちゃんの計らいでカルデアの外に広がる青空を2人で見るその後ろにはロマニ・アーキマンの姿があった。それはまるで、2人を見守っているように微笑んでいた。


私が文章にするとこのようなものだろうか、上手く伝わってくれていると嬉しいが要するにゲームの1番最後のスチルでマスターとマシュが並んで立っている所に後ろからロマニが微笑んで立っていたのが舞台のエンディングだった。

ロマニが見れなかった青空を、ロマニと一緒に見れなかった青空を一緒に見れた気がしたし、これは本垢でふせったーにも書いたのだがプレイヤー=藤丸立香/マスターだとすればあのスチルはロマニ・アーキマン視点だったのではないのか、そう思った。


ただ、本当に美しく、綺麗だった。

 

 

さて、話を戻して。水着イベもそろそろ終わる8月の下旬。私はちょうど高難易度を攻略していた。2.3度目の挑戦もそろそろ中盤に差し掛かってきた時、加藤将さんから1つの通知が訪れた。アプリをしている時はいつも後で見ようと思い特に気にせずその通知を消すのだがその時は何となく、本当に何となく見える範囲でツイートの文字を見てみるとクー・フーリン役と書かれていた。この約半年ですっかり見慣れた名前に反応してTwitterを開くとFGOクーフーリンで出演が決定したと書いてあった。


頭が混乱した。


クーフーリンと言えば4人いるから誰をするのか、その前にどの話を舞台化するのか気になって調べた。(加藤将さんのツイでは見逃していた)


終局だった。


心がキュッとなり思わず息を飲んだがあの時は確かに高揚感があり歓喜で震えそうになっていた。


その勢いのまま他のキャストを調べたりフォローしたり、グループにLINEを飛ばしたりした。

 

ワクワクした、ドキドキした。このご時世に遠征するのは推奨されてないと知っていながらもLINEグループに「もし良かったら、一緒に東京に行かない??」と送っていた。

 

エーステの冬単やライブ、ヒプステ(track2)やブレ10(etc・・・)は今東京行くのは怖いしな・・・と諦めて配信を見ていたのだが結局はこのザマだ。きっとこの時は理性が完全に外れていたのだろう。


ずっと仲良くしてくれてる友人たちだから不思議と断られる気はしていなく案の定全員賛同してくれた。

 

この時誰か1人でも止めて「じゃあ配信で見よう」となるのがきっと大人として〝正しい〟選択だったのだろう。だけど、1度行くと思ってしまった以上もう後戻りは出来なかった。


根っからの舞台オタクである私は配信では味わえない舞台の空気感、というものに飢えていた。

 

日程を決めようと、改めて公演スケジュールを見た時不意に10月25日の日付が目に入った。あれ?と思った。もしかして、と思った。人理修復が終わった後、書きなぐったふせったーを慌てて見に行くと投稿日は4月25日だった。10月25日は人理修復が終わってちょうど半年だったのだ。

 

それは本当に偶然でそれ以上でもそれ以下でもない。だけどまさしく〝運命〟だと思わずにはいられなかった。

 

候補日としては25日か30日のどっちかだったがその事を友人に伝えると「それは25に見るべき」と言ってくれた。


かくして、私は25日に約9ヶ月ぶりの舞台を見ることになったのだ。

 


遂に、10月25日が来た。通常であれば遠征は往復共に夜行バスだったのだが、今回は往復新幹線に加えホテルに2泊の予定を立てたのでいつもはバタバタする朝もゆっくりと準備が出来た。(ホテルの寝心地はとても良かった)

 

久しぶりの遠征、久しぶりの現場でテンションが上がってた上に晴れ渡っている青空で更にテンションが上がった。

 

私は昼夜、友人は夜を見る予定をしていたので劇場につくと1度解散。友人は暇つぶしをしてもらって私はロビーに向かった。

 

劇場についてから感じていたが周りが全部オタクだった。たまに聞こえる「(俳優)さんが~~~」や「(キャラ名)が~~~」という会話。今回はパンフしか売ってなかったがグッズ列、客席の開場を待つ間の時間。全てにおいて懐かしかった。懐かしくて既に泣きそうだった。

 

客席が開場して、久しぶりにその場に入った。初めての劇場だったが大体の造りはやはり一緒なので変な言い方になるかもしれないが戻ってきた、帰ってきたような気がした。


昼は2桁列前半の下手側。持っているチケットと席の番号を見合わせながら見つける楽しさを思い出した。席を見つけて座ると涙腺が更に緩んだ気がした。


私が客席に座ったのは割と早くて数えるくらいしか座っていなかったが時間が経つにつれて人も増えていった。

「空っぽだった劇場が人の熱気でじわじわと温まってくる。緊張も不安も興奮も全部飲み込んで胸の中のつぼみが綻ぶような気がする。笑いだしたいくらいワクワクしてくる」

役者と客側ではまた違うと思うがA3!のプロローグ、エーステ春夏の開幕のセリフを体感しているみたいだった。

 

そのまま待っていること10数分、明確な合図はあった気もなかった気もするのだが始まると感じて舞台に集中した。


暗闇の中、ドクターのセリフから始まった舞台はまさに文字通りあっという間だった。エピソードゼロからマシュとドクターの対話。マスターとマシュ、ドクターとの出会い。そして管制室の爆発、冬木へのレイシフト。既に全てが懐かしく感じまた新しい発見もあった。


例えばドクターとの出会いのシーン。コミカライズされている中でも作者が違えば描き方も違うように舞台でもまた違った演出だった。

今、ツイッターで「ロマニ」と検索するとサジェストで「天井」とも出てくる、大体あってる・・・・・・。


また管制室の爆発シーンや第四特異点終盤のソロモンと初対峙するシーンはゲームでは文字だけだったり赤く点滅したりするだけで確かに緊急性は感じられるがどことなく他人事の様に思えていた(いやもしかしたら読解力が無い私だけかもしれないんだけど)


だけど舞台だと爆発で人はとぶし怪我もするしソロモンの重圧がすごい。この状況ここまでやばかったのか、と本当に今更わかった。

 

更に第四特異点から帰ってきたカルデアで落ち込んでるロマニをマシュが励ますシーンは主要キャラだけでなく他の研究員達もロマニの事を励ましていて、ロマニがめっちゃ慕われてるしカルデア全体がいいチームだと思えた。

「これからもついて行きます」と言っている方も多分いてめっちゃ泣きそうになった。

 


これ以上書くとただでさえ備忘録になりつつあるのにレポになってしまいブログとは・・・??となる可能性もあるのでこの辺りで舞台のネタバレは止めようと思うが他にも新しい発見が沢山あった。


あ、いやあともうひとつだけどうしても言いたいことがあった。

1幕が終わり休憩に入るとずっと座りっぱなしはしんどくなるのは知っていたので少しだけロビーに出て感想をツイッターにあげながら過ごしていた。そろそろ5分前になり席に座ろうとすると舞台上、上手側からゆっくりとマーリンが歩いてきたのだ。


正直、1番の驚きだったかもしれない。勿論頭の中は大混乱である。色々と考えているとマーリンは下手側に姿を消していた。落ち着こうとしていると再び下手側からピンク色の何か(後ほどマギ☆マリのブログを更新するノートPCということが判明する)を持ってきて更には何か呟いていた。


その流れでいきなり2幕に行くものだから

「休憩は20分だと思っていたかな?残念、私が途中で出てくるから実質15分さ!!」

と言われたような気がしてうっわぁ・・・さすがマーリン・・・・・・となっていた。今回はストーリーテラーとしての役割がほぼほぼでバビロニアの振り返りが終わると深々とお辞儀する姿はとても美しかったので許した。

 


そうして向かうは終局特異点。ソロモン(ゲーティア)との戦闘、ロマニの正体が発覚、最終戦カルデアへの帰還後に青空の元でエンディング。

息付く暇もなくストーリーは進み第2幕も終わっていた。分かっていた事だが、展開を知っていてもめちゃくちゃに泣いた。えぐえぐ泣いた。泣きすぎて夜公演終わる頃にはマスクが壊れかけた。

 

こうして書いている今でも思い出して泣きそうになっている。

ストーリーの展開もそうだが画面を通さずに見る世界、殺陣などで感じる疾風感や風。画面では映せきれない様々なやり取り。そしてダイレクトに伝わり心を震わせる感情のこもったセリフ。


全てにおいて懐かしかった。ずっと待ち望んでいた、大好きだった、大好きな舞台がそこにはあった。

 

見終わったあと、書いている最中もやはりどうしようもなく寂しいし辛いけど確かな満足感、と言うべきか上手く言葉に言い表せないが確かに心は満たされていた。


ずっとずっと、空いていた穴がこれでようやく全て塞がった気がした。


再び私はFGOに心を救われたのだ。

 

勿論、これからも舞台を見に行きたくなる時はある(既にまた見たくなっている)かと言って前までみたいにぽんぽんと東京遠征は出来ない。


でも少しずつではあるが大阪公演がある舞台も再び増えてきて次見に行くのは推しが出る舞台か、脚本・演出共に好きな方々がやっている舞台を見に行くかどちらにしようかワクワクしながら迷っている。

 

FGOはクリスマスの復刻中だが終わったら2部4章以降を攻略していきたいと思っているし1.5で唯一残っているセプテムもいずれ攻略する。

それぞれどのようなお話が待っているのかとても楽しみにしている。


胸を張れていなかった訳ではないが今は胸を張ってFGOが好きだと心から言える。

確かに布教してくれていたのに中々しなかった自分に少し後悔しているしストーリーをもっと長く楽しめば良かった、と後悔している所もある。


だけど、例えば始めるのが1日でも早かったら、ストーリーに時間をかけていたら、きっと今の私のカルデアには絶対になってないだろう。その時その時の自分のカルデアが大好きだから続けてこられたしこれからも続けて行こうと思える。


ストーリーに時間をかけていたら舞台を見に行こうとするもののちょうど半年という節目に観劇することは絶対に出来なかっただろう。

 

結局の所、3月に始めて4月25日に人理修復を終えれて良かったのだ。

だけど、その日に始めれたのは友人や前編で書いたKPが布教してくれていたからに過ぎない。

その事は忘れずにこれからもまだまだとあるカルデアのマスターとして頑張って行きたいと思う。


明日はいよいよ千秋楽。どうか最後まで走りきれるように願っている。そして、1度見た方も見たことがない方も良ければ配信を見て欲しい。ここまでネタバレもチラホラ書いておいて言うのもおかしな気もするが舞台というのはきっと想像しているより何倍も素晴らしいものだと私は思っている。

 

 

舞台オタクがFGOに2度心を救われた話。

FGOに心を救われた話をするとしよう(その1/前編)

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皆様、初めまして。このブログを読んで頂きありがとうございます。つい先日、「FGO  THE  STAGE冠位時間神殿ソロモン  Ars  Nova」を見てきましたのでそれの感想を含めて、1舞台オタクの感情をつらつら書いていきます。


FGO第1部及び、舞台のネタバレも多々含まれますのでお気をつけください。

また、私はこのようなブログを書くのが初めてですので書き方がバラバラだったり読みにくかったりします。申し訳ございません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あらゆるものは永遠ではなく、最後には苦しみが待っている。だがそれは、断じて絶望なのではない限られた生をもって死と断絶に立ち向かうもの終わりを知りながら、別れと出会いを繰り返すもの。

……輝かしい、星の瞬きのような刹那の旅路。

これを愛と希望の物語と云う。」


という、ドクターのセリフから始まった舞台の終局特異点(いやまあ、厳密には違うんだけど)

このセリフを聞いた時から涙が止まらなかった。

そもそもが舞台オタクの私はこのFGOが約9ヶ月振りの舞台で客席に座った時から涙腺がやばかったのだからドクターのあのセリフが来たらそりゃあ泣くわ。

 

1幕はエピソード0から第5特異点までのダイジェスト。2幕は第6・7特異点の振り返りと終局特異点というまさに人理修復の旅を経験してしまうという内容がとても濃い構成となっていた。


本当に、見に行けて良かったと心のそこから思う。

 

 

さて舞台の話は1度置いておいて、タイトルの話に1度いく。

私がFGOを始めたのは今年の3月だっだが初めて布教されたのは確か今から1年くらい前だったと思う。

私は時折クトゥルフのオンセ卓をやっているのだがよくKPをしてくれていたりお世話になっている方から休憩中だったかセッション終わった後の時だったかに布教を受けた。その時のFGOの知識は「宝具・・・??を上げるために破産した人がいる」「やましょ(山﨑晶吾さん)がFGOの舞台に出ていた」この2点である。

ちなみにこのような言い方をすると悪いのだが破産の人はマーリンを狙っていた気がする。今なら分かる。


確かにフォロワーさん方がよくガチャの画面をTwitterに上げていたのは知っていたし人気あるんだな、とは思っていた。


布教を受けたその時は多分眠くは無いものの頭が回っていなくてほぼ右から左に聞き流していた状態(正直すみませんでした!)と上記の知識だけではやろうと思っていなかった。それに加え、1年前と言えばまだまだ舞台もあり予定が出来ていたわけでやる時間がなかったのも1つの要因だと思う。

(ちなみにこの時期に新しくリリースされた魔法使いの約束をしれっとし始めたのはご愛嬌ということで)


それからも定期的に卓をしてその度に布教を受けていたので少しだけ意固地になっていた部分もあると思う。「あれだけやらないって言っておいてやっぱり始めるんだ」と言われたくなかった。度重なる布教に興味を持ち始めつつも意固地にもなっていてどうしようかと思っていた3月上旬にあるサーヴァントが発表された。

それが私の相棒だと言っているオデュッセウスだ。

オデュッセウスの名前を見た時「メサイアー黎明ノ刻ーに山本一慶さん演じる雛森が言っていたあのオデュッセウス??」と1番に思い至った。

軽く検索をかけてみると他にも同じように思ってる人がいて少し嬉しくなった。

 

メサイアは多分運営が揉めていたり(多分今も)黎明の円盤が発売される間近だったのでとても気になってしまった。その事を呟くとたまに同卓をする幼なじみに怒涛の布教を受けた。いきなり過ぎたのもあって少し笑った。

3月4月は元々舞台に行く予定がなく、時間にも余裕が出来そうだったのもあり軽い気持ちでやり始めた。

夜が遅かったというのもありチュートリアルを2日間に分けて終わらせ(not冬木クリア)一息付けたところで例のKPの方に「FGOをやり始めたと」チャットを送った。いつもは返信に少し時間が空くのだが金曜だった事が幸いしたのか内容が内容だからかは分からないが今までに無いくらいの速さで返信がきた。その速さに1人で爆笑していた。私が考えていた事は杞憂だったのだと少し安心した。

ちなみに、卓に誘って下さった先輩がいるのだが何故か週明けに直接言った方がいいかな、と思ってそちらにはチャットを飛ばさなかった。今思うと本当に何故だろうと思う。2度目の正直すみませんでした!!

 


右も左も分からないまま始めたFGO。こんなブログを書いているくらいだから薄々わかっているとは思うが結論から言う。どハマりした。

いやもう、本当にハマった。ここまでハマったのは恐らくA3!以来だった。勿論まほやくもハマっているがその上を軽くと超えた。話を聞くに大分と改善されているバトル、一つ一つが濃厚なストーリー、ワイバーンのワンパターンかと思っていれば違う展開が待ち受けていて魔神柱という初見じゃよく分からない気持ち悪い何かの登場。全てにおいてFGOにのめり込む要因だった。

 

オデュッセウスは恒常になったがやる気っかけとなったしどうせなら引いておくかと初心者ボーナス等々で貯めていた石をピックアップ最終日に使いオデュッセウスを引き当てた。(引く直前にこれまたメサイアー鋼の章ーを見ていたのでわかる人にはわかる、これが触媒になっていたのかなと後から思った。)

オデュを連れてオケアノスのヘクトール戦に挑んだらタゲ集中してないのにオデュばかりに攻撃するわNP減らすわでめちゃくちゃイラッとした。後から調べて分かったがギリシャ神話での敵同士だったこと。更にはオデュの作戦でヘクトール側は負けたとの事。そりゃあ勝手にタゲ集中しますわ、、、となったのをよく覚えている。

 

これは本当に一部分だが本当に楽しかった。ストーリーを進める度に新しい発見や新しい出会いがあり別れがあった。まさに中毒になったかのようにFGOの事しか考えてない時もあったし、バビロニアを4日間で終わらせるとかいうとんでもない事をやっていた。楽しくて一気にやってしまったが楽しいからこそもう少しゆっくりやれば良かったかな、ともちょっと後悔している。


そうして私は4月25日に人理修復を終えた。無事に人理修復を終えれて嬉しかった。悲しかった。寂しくなった。


イベントも中々頑張っていた方だと思うけどその直後のぐだぐだ本能寺はやる気が出なく、配布鯖の長尾景虎を本当にギリギリに宝具5に出来た。それほどまでにしんどかった。思い返してみればイベにはドクターが一切出てきてない事に気づいた。しばらくの間何とも言えない喪失感が襲いかかっていた。


それでもFGOは毎日ログインし続けていた。ストーリーに追われ中々出来なかった種火周回や修練場周回をした。


イベント始まったらそっちをメインにプレイをしてイベントがない期間は1.5を攻略し始めた。(新茶にはめっちゃ心を奪われた)復刻した大奥の参加条件が2部3章だった為もうしないでおこうと決めていた強行を再びしたり、つい最近の邪馬台国では一ちゃんに一目惚れをした。・・・・・・マーリンのように危うく破産しそうになった。(だから課金する時はあれほど気をつけろと、と過去の自分に言われた気がした)

 

そうして、気がつけばFGOをやり始めて約7ヶ月、舞台が中止になったり中々行けなくなってから約9ヶ月の月日が経っていた。


勿論、この期間にも度々「舞台を見たい」と思ったりツイートしたり配信を見ていたりしていたが今まであれほど舞台に行きまくっていたのにも関わらずメンタル面がそこまで変わっていない事に気づき、自然と「FGOのおかげ」と思っていた。

FGOをやり始めていなければ今、何を楽しみに仕事をしていたのか想像がつかなくてゾッとする。


私は、知らない間にFGOに心を救われていたのだ。あれだけやらないと言っていた自分がだ。おかしくて可笑しくて、笑いそうになってしまった。だけど、どこか嬉しくて1人でホッコリしていた。

 

これが私がFGOに心を救われていた1度目の話。

思っている以上に長くなったので1度この辺りで終わって後半はまた別で更新しようと思う。

また時間がある時にでも見てくれると嬉しい。